弁護士 本田麻実

▼岡野法律事務所に入所を決めた理由は?

事務所訪問に行った時に、ボスが若い弁護士と何気ない会話をしているのを見て、ボスの方も、若い弁護士の方も、楽しそうだなと感じられて、上司や社長に気を遣うばかりでなく、この事務所の人達は、お互い事務所のメンバーのことが好きなんだろうな、と思えたことが決め手でした。

また、就職活動を始めた当初は、期の離れた先生にマンツーマンで教えてもらった方が勉強になるかなと思っていたのですが、ボスと普通の会話が楽しそうにできる環境であれば、ボスには恐くて質問できないといったことはないだろうし、期が近くて、自分と同じような悩みを少し前に通ってきた先生方に気軽に聞ける環境の方が、弁護士としての能力が上がるんじゃないかなと思ったのも大きいです。

自分の同期の弁護士は「委員会に行かないとなかなか質問できない」と言っていたので、困ったときに周りの先輩弁護士にすぐに相談できるのは、とても恵まれた環境だなと思います。

▼入所してみての岡野法律事務所の印象や雰囲気は?

入所してみて、今、私自身、事務所のメンバーのことが好きですし、他の人を見ていても、何だかんだお互い事務所のメンバーのことが好きなんだなと感じられています。

あと、細かいことですが、お昼にお弁当があったり、お菓子が出てきたりというのは嬉しいですし、みんなでお昼ご飯を食べながらワイワイ話すのも楽しいです。

依頼者に辛い説明をしたり、相手方とタフな交渉をしなければいけないことも多いので、事務所内の雰囲気が良く、内部で不合理に責められることがないのはもちろん、ボスや先輩が相談にのってくれたり、一緒に戦ってくれるのは、仕事自体が大変だったり、多くてもやっていける原動力だと思います。

▼仕事でやりがいを感じるのはどのような時?

珍しい案件で、調べれば調べるほど「この理屈も難しそう、この判例からしても厳しい」となったときに、ボスや同僚との会話や議論から糸口を見いだしたりしたときに、日々の仕事に追われているようで、純粋に仕事自体や法律学を楽しんでいるなと感じることがあります。

また、年の後半で、一号事件などの番号の若い珍しい事件にあたると、「この事件って広島でも自分が今年1件目の事件なんだ」と思ってワクワクするのと、こういう事件はうちの事務所でしか体験できないんだろうなと思います。

あと、尋問で依頼者のために追求してあげたいと思ったことが、上手くできたときは達成感を感じますし、事件が無事に解決できたときに、事務員さんが一緒に喜んでくれるのも嬉しいです。

▼これから就職活動をする後輩へのアドバイスは?

私が就活していた時は就職氷河期と言われて、「どんな条件でもいいから内定を1個取らなければいけない」という感じだったんですが、そんな状況でも「こちらも事務所を選ぶんだ」という気持ちで就職活動をしていました。

その時の事務所を選ぶポイントは、給料がよいとか有名だとか、労働時間よりも、「この事務所に自分はいたいと思えるか」という点を重視していました。

やはり、長い時間を過ごす場所なので、就活の段階で「ここにいる人達とは何かちょっと合わないかなぁ…」と思う事務所では、給料が良くても知名度が高くても、やめた方がよいのかなと思います。

あと、これはちょっと話題がそれるかもしれないんですが、女性の場合、出産や育児などで仕事を離れる時期もあると思うのですが、最初の数年をどれだけ濃密に過ごせるかが大きいと思います。

事件数が少ない事務所では、仕事から離れるまでの間に十分な経験を積めないことも多く、そうなると復帰した後に勘を戻すのも大変なのかなという気がします。

そういう意味で、最初の数年で弁護士として十分な事件数や経験を積める事務所を選ぶと言うことは大事だと思います。

岡野法律事務所は色々な事件があるので十分な経験も積めますし、いろんな家族構成の弁護士の働く姿を見ながら、自分の選択をしていくことができることもいいように思います。

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