岡野法律事務所のビジョン

法律事務所を「社会的インフラ」に

岡野法律事務所のビジョンは、法律事務所を「社会的インフラ」にすることです。

ここでいう「社会的インフラ」というのは、「誰でもどこでも手に入れることができ、そこにあるのが当たり前」という状態のことです。

皆さんは、パナソニックの創業者である松下幸之助さんの「水道哲学」をご存じでしょうか?

幼い頃に貧しさに苦しんだ彼が、水道の水のように大量にいいものを供給することによって物価を下げ、消費者の手に気軽に行き届くようにしたいという考え方です。

産業人の使命は貧乏の克服である。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、富を増大しなければならない。

水道の水は価有る物であるが、乞食が公園の水道水を飲んでも誰にも咎められない。それは量が多く、価格が余りにも安いからである。

産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にある。それによって、人生に幸福を齎し、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである。松下電器の真使命も亦その点に在る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%81%93%E5%93%B2%E5%AD%A6

岡野法律事務所では、今まで敷居が高かった法律サービスを、水道の水のように誰でもどこでも気軽に利用できるようにしていきたい、司法へのアクセスを容易にすることで、一人でも多くの顧客の悩みや不安を解決していきたいと考えています。

未完の司法制度改革~幸せに働ける弁護士を増やすには?~

1999年以来、この国の司法制度は大きく変わってきました。

国民への十分な司法サービスを提供するという大義の下で、法科大学院が設置され法曹人口が大幅に増えることになりました。

ただ、現時点で考えると、法曹人口は増えたものの、当初見込んでいた増員による新規需要の拡大は思ったよりも進まず、むしろ縮小していく既存のパイの奪い合いが激化し、業界全体が疲弊している印象すら受けます。

このような状況のため、弁護士という職業自体の魅力が下がり、法曹を志望する人達の母数自体が減少しつつありますし、弁護士として働き始めた人であっても、激化する競争環境の中で納得のいく職業生活が送れていないケースが増えているように感じます。

採用サイトの冒頭でも述べたように、顧客を幸せにするためには、まず働く弁護士が幸せでなければいけません。

その意味で、業界の現状は憂慮すべき事態ですし、本当の意味での司法制度改革は、まだまだ未完の状態であると言わざるをえないと思っています。

顧客を助け、業界を変革し、社会をより良くするための挑戦

このような状況を変えるためにも、岡野法律事務所は挑戦を続けていきたいと思っています。

縮小する既存のパイを奪い合うのではなく、今まで弁護士が関わってこなかった分野、いままでになかったサービスを発明することで潜在需要を掘り起こし、「新たな顧客を創造」していきたい。

顧客志向のサービスを全国の隅々まで広め、悩みなく幸せに生活できる人達を増やすことで「社会をより良く」したい。

また、そのようにして生まれた原資を使って「質の高い雇用」を数多く創出し、「新しく弁護士になる人が、将来に希望を持って楽しく働ける場」を作りたい。

そんな風に考えています。

近年の風潮では、「弁護士業も1つのビジネスに過ぎない」ということが盛んに言われています。

たしかに、業界の規制の中で、弁護士が特権にあぐらをかいてきた部分があったことは否定できないですし、ビジネス的な目線を入れることで、顧客にとってのイノベーションが生まれているのは事実だと思います。

しかし、弁護士業は、そういう側面だけではないと思うのです。

法曹業界にいる諸先輩方の多大なる努力のおかげで、新たな権利や社会正義が実現されてきた、そんなパブリックな側面が大きいはずです。

岡野法律事務所では、業界全体で引き継がれてきた社会正義を実現するという高い志を忘れることなく、チャレンジを続けていきたいと考えています。

まだまだ挑戦は道半ばですが、志に共感してくれる仲間が増えれば、きっと実現できると信じています。

まだ見ぬ未来に向かって、一緒に挑戦していきましょう!

弁護士・事務員のエントリーはこちら
弁護士・事務員のエントリーはこちら